脚本家
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脚本家(きゃくほんか)とは、主に映画やテレビドラマ・ラジオドラマ・アニメの脚本を書く人のことを指す。シナリオライターとも言う。
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[編集] 概要
広義には、演劇の戯曲を書く劇作家のことも、脚本家と呼ぶ場合もある。同様に、テレビ番組やラジオ番組の進行台本を書く放送作家のこともを脚本家と呼ぶ場合もある。ただし、職業上の自称や業界内部としては、これらは劇作家、放送作家とする場合がほとんどである。
[編集] 顔出し
脚本家は、芸能界で執筆をしていれば芸能人となるが、俳優やタレントなどのように顔出しはあえてしない場合、必要ならするが、必要でない場合はしないことが多い。
これは、演技やバラエティなどの面で視聴者にアピールする仕事ではなく、執筆した作品を通して視聴者と接触することによるからで、脚本家においては執筆した作品が視聴者に披露する題材となる。よって、顔を知れ渡らせる必要はなく、作品を知れ渡らせることに意義が置かれる。
脚本家の場合は、顔だけ知れ渡っても成功していることにはならない。しかし、作品も好評で顔出しも好む脚本家も若干おり、特に三谷幸喜は作品だけではなく、人間的にも世間に知れ渡っているので、名前と顔が結びつくほどの露出をしている。
[編集] 芸能界における立場
芸能界内では女優や男優などのように、役者よりも格上であるとされるケースが多い。同じ芸能業であっても、成功している脚本家は、成功している役者と比べても格上とされる論理がある。
これは役者(女優や男優)は演じるだけが仕事であって、それら全てを構成する作者(この場合、特に脚本家)のほうが作品全てに携わるので、テレビ番組やドラマ、映画などでは特にそう考えられている。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 脚本家 | アニメ製作の手法と役職 | 映画スタッフ