自衛消防技術試験
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自衛消防技術試験(じえいしょうぼうぎじゅつしけん)は、東京都の火災予防条例に基づき行われる試験である。合格者には認定証が授与される。
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[編集] 概要
- 一定規模以上の建物で火災が発生した際などに自衛消防隊員として消防車到着前の消火活動などを行うことが可能である。防災センター要員の資格を持っていると防災センターで監視・操作などの業務を担当することも可能。
[編集] 受験資格
- 制限なし
[編集] 試験
- 試験は毎月1~2回程実施されている。試験内容は筆記試験と実技試験。1日で終了する。
[編集] 試験科目
- 筆記
- 火災に関する基礎的な知識
- 燃焼に関する知識と基礎的な物理・化学
- 建築物等の防災計画に関すること
- 自衛消防業務に関する実務
- 出火の防止に関すること
- 自衛消防活動に関すること
- 消防用設備等の維持管理に関する基礎的な知識及び取扱要領
- 防火及び避難施設等の維持管理に関する基礎的な知識並びに当該施設等の取扱要領
- 消防関係法令
- 実技
- 消防用設備等の取扱い及び災害発生時の活動要領(集団実技試験、個別実技試験に分かれる)
[編集] 外部リンク
- 財団法人東京防災指導協会(自衛消防技術試験準備講習実施団体)