芦田修正
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芦田修正とは、第34代内閣総理大臣、芦田均によって行われた日本国憲法の条文の追加である。
芦田修正の具体的な内容としては、GHQの憲法草案の第8条「陸軍、海軍、空軍またはその他の戦力は決して許諾されることなかるべく」の頭に「前項の目的を達するため」と入れたことである。
このことの解釈としてはこの「前項の目的を達するため」と入れたことにより国際紛争を解決する手段としては、陸海空軍の戦力を放棄するが、自国が侵略された時の解決の手段としては陸海空軍の戦力を保持してもよい、とも読み取れる。また、芦田均本人も「国には当然の権利として、自分の国を守る自衛権が存在する。その自衛権までも取り上げるような憲法では困る」と言っているので上記のような狙いがあったとも考えられる。