芸宗 (陳朝)
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藝宗(げいそう、vi: Trần Nghệ Tông. ? - 1394年、在位1370年-1372年)は、陳朝の第九代皇帝。第五代皇帝・明宗の子で、第八代皇帝・廃帝楊日礼の叔父。
1370年、甥の楊日礼を廃して即位した。しかし国内では重臣の離反と悪政による反乱が相次ぎ、国外ではチャンパ王国の侵攻を受けることとなる。このような中で藝宗は、重臣の多くを粛清するなどの悪政をさらに繰り広げて、陳朝の衰退を決定的なものにしてしまう。
1372年、弟の睿宗に譲位して上皇となった。なお、藝宗の外戚に当たる胡氏は、この藝宗の代から陳朝内において権力を握るようになり、1400年には胡季犛が胡朝を開き、陳朝は滅びるのである。