菊池重朝
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菊池 重朝(きくち しげとも、1449年(宝徳元年) - 1493年12月7日(明応2年10月29日))は、菊池氏の第21代当主。第20代当主・菊池為邦の子。官位は従四位下。肥後守。幼名は藤菊丸。通称は十郎。
1466年、家督を継いで当主となる。翌年から始まるの応仁の乱では東軍に与したが、それは表面上のことであり、実際は筑後国などへの勢力拡大を目論み、応仁の乱の勢力争いとは別に自領の拡大を図るが、結局は失敗に終わる。
その後は寺社勢力の統制に力を注ぐ一方で、桂庵玄樹を招聘して学問の普及などに努めた。連歌の才にも優れ、肥後の豪族を招いては連歌会を開催した。
1493年10月29日、45歳で死去し、後を子の菊池能運が継いだ。法名は竜雲院梅屋祥英。墓地は玉祥寺。
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