葵龍雄
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葵龍雄(あおい りゅうゆう、キ ロンウ)は、少年事件の犯人を糾弾するホームページ(通称:クソガキどもを糾弾するホームページ、歓迎光臨)の運営者である。自らを「謎のアジア人」と称している。
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[編集] 人物
ホームページ運営において、身の安全を考え、正体をほとんど明かしていない。掲載した情報の責任を放棄するためであるとも推測されている。
日本語の文章を使用している事や、日本の事件について2ちゃんねるや週刊誌から情報収集していることから、日本人であると推測されている。
[編集] クソガキどもを糾弾するホームページ
ホームページの中では、少年犯罪者はもとより逮捕・起訴さえされていない、いじめ事件の加害者の氏名・顔写真・自宅住所・電話番号などといった個人情報をも公開しており、中にはクラブ活動中の写真までもが掲載されている。
葵はサイト内で、「これらの加害者が被害者に対して反省の色を見せず、常に開き直っているのは事実」としているものの、その断定には雑誌などの断片的な情報や、葵の主観に基づく部分が多いとの声が多い。「実際に加害者少年らが反省しているのか。被害者はどう感じているのか。」などの直接取材を行ったという情報が見当たらない事などを理由に、判断材料やその結論を疑問視する者も後を絶たない。だが、実際に葵がサイト内で取り扱っている事件の中には実際に被害者の遺族が自身のホームページ内で加害者が謝罪に来ない事などへの怒りやまた、遺族自身の愛する家族は既にこの世にいないのに、その家族を奪った加害者はのうのうと暮らしているという事に対する悔しい気持ちなどを打ち明けている事件も存在する。従って、サイト内の内容の何もかもが葵の主観に基づくものだとは断言できないのである。
また、閲覧者が問題点としている点としてこれは葵龍雄本人もサイト内で主張している事だが、
1. あくまで「加害者少年・少女」を晒し、叩く(攻撃する)ことが、サイトの存在理由であり「加害者を叩けさえすればそれで良い」、「被害者の遺族の思惑より何よりも、優先されるのは自分の(加害者を攻撃したいという)意志・感情だ」と被害者側の感情・思惑・都合を無視している点。(中にはそっとしておいて欲しい遺族もいるだろう)
2. 加害者が制裁に値する相手(本当に反省しているのかいないのか)なのかをきちんとした考証・事実確認もせずに決定している点。
3. 「加害者を叩く」という方法以外での少年法の矛盾や、未成年犯罪に対するビジョンが何も示されていない点。
などに疑問を抱く者も多い。
特に被害者サイドの思惑について、葵は「被害者は皆、加害者を恨んでいるはずだから、自分は良い事をしている」という前提で「のみ」話を進めているので加害者と和解をしたいだとか、報復を恐れているので距離を置きたいだとか(後者のような被害者遺族に報復をするような加害者は葵に叩かれて当然だが)、そういう遺族・関係者もいるのではないか?という意見には耳を貸さずに誰に頼まれてもいないのに行われる「制裁」にどれだけの意義があるのか?という部分は大きな問題点の一つだろう。
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