蔦温泉
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蔦温泉(つたおんせん)は、青森県十和田市(旧国陸奥国)にある温泉。
蔦温泉 | |
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泉質 | ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩-塩化物泉 |
温度 | 50℃(源泉温度) |
主な効能 | リウマチ、冷え性、婦人病、胃腸病など |
目次 |
[編集] アクセス
- 車 : 東北自動車道十和田ICから約90分。
- 鉄道 : 東北新幹線八戸駅からJRバス東北十和田東線で約90分、「焼山」下車後、十和田北線で約20分、「蔦温泉」下車。または東北本線青森駅からJRバス東北十和田北線で約1時間30分。
[編集] 泉質
- ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩-塩化物泉
[編集] 温泉街
一軒宿の「蔦温泉」が存在。十和田樹海と呼ばれるブナの原生林の中に存在する。大正時代に建てられた本館と、源泉が足元から湧出のヒバの浴槽「久安の湯」が有名。
なお、蔦温泉の周囲には、「蔦の七沼」と称される湖沼群が点在している。散策路として、蔦沼めぐり自然研究路と野鳥の森めぐりのコースがある。
温泉地は日本百名湯にも選ばれている。
[編集] 歴史
発見は1174年とされる。
明治時代の紀行作家大町桂月はこの温泉をこよなく愛し、奥入瀬渓流のそこここの美しさに心奪われる流れや滝・岩に名前を付け、全国に紹介した。晩年は本籍を土佐よりこの地に移し、終のすみ家にした。今も彼の墓が敷地内にあり、季節の移ろいを静かに楽しんでいる。