蝶ヶ岳
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蝶ヶ岳(ちょうがたけ)は、飛騨山脈(北アルプス)にある山。常念山脈の稜線上、常念岳の南にあり、山体すべてが長野県に属する。
蝶槍の南に蝶ヶ岳三角点があり、標高2664mとなっているが、長塀ノ頭が標高2677mあり最高点である。山体はなだらかで、蝶ヶ池、妖精ノ池などの湖沼が点在する。稜線は、二重稜線となっている。この二重稜線が積雪に大きく関与するため、高山植物の分布に影響を与えている。
山名は、安曇野市豊科付近から見える雪形がチョウに似ていることからつけられた。
[編集] 登山道
上高地側
- 上高地-徳沢-長塀尾根-蝶ヶ岳
- 徳沢-横尾-蝶ヶ岳(比較的急登)
豊科側
- 三股-蝶ヶ岳(標高差大)
[編集] 近隣の小屋
- 蝶ヶ岳ヒュッテ