赤堀雅秋
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赤堀 雅秋(あかほり まさあき)は、日本の演劇作家・演出家・俳優。
生年月日:1971年8月3日、出身地:千葉県。明治学院大学中退。
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[編集] 略歴
- 1994年 青山のショーレストランを拠点に活動していたパフォーマンス集団、STAGE14°に入団
- 1996年 STAGE14°解散、SHAMPOO HATを旗揚げ
- 1999年 THE SHAMPOO HATに改名
THE SHAMPOO HATとは、当初はコント性を重視したシチュエーションコメディー的作品を上演していたが、4作目以降からは、 役者(登場人物)が「歌い上げる」舞台ではなく、人物が「そこに生きて在る」舞台の創造を試みている。以来、作・演出・出演をこなす赤堀雅秋が独自の世界を展開する。 作・演出赤堀の作風は、つくられた人間ではなく「格好わるい人間」を描くことにあり、日常の中の等身大のドラマを、人間の一生懸命の中に生まれる優しい哀しい笑いから紡いでみせることにある。その特出した構成力、演出力で、他の追随を許さない独自の世界観を創り上げている。
[編集] 出演歴
[編集] 舞台
(THE SHAMPOO HATは全て作・出演及び演出)
- 1996年 SHAMPOO HAT『くつ。』新宿スペース107(作・演出・出演)
- 1998年 SHAMPOO HAT『グレープフルーツムーン』ヴィプランシアター(作・演出・出演)
- 1998年 SHAMPOO HAT『KIRIFUDA』シアターモリエール(作・演出・出演)
- 1999年 SHAMPOO HAT『みかん』シアターサンモール(作・演出・出演)
- 1999年 SHAMPOO HAT『さくら』ヴィプランシアター(作・演出・出演)
- 1999年 THE SHAMPOO HAT『黄色い空』シアターVアカサカ(作・演出・出演)
- 2000年 THE SHAMPOO HAT『月が笑う』新宿スペース107(作・演出・出演)
- 2000年 THE SHAMPOO HAT『ワンダフル・ワールド』シアターモリエール(作・演出・出演)
- 2000年 THE SHAMPOO HAT『カフェ・モンテカルロ』駅前劇場(作・演出・出演)
- 2001年 THE SHAMPOO HAT『アメリカ』 ザ・スズナリ(作・演出・出演)
- 2001年 グリング『イノセント』東京芸術劇場小ホール(作・演出 青木豪)
- 2001年 THE SHAMPOO HAT『蠅男』ザ・スズナリ(作・演出・出演)
- 2002年 THE SHAMPOO HAT『女の足の裏』ザ・スズナリ(作・演出・出演)
- 2002年 THE SHAMPOO HAT『雨が来る』ザ・スズナリ(作・演出・出演)
- 2003年 THE SHAMPOO HAT『青空』ザ・スズナリ(作・演出・出演)
- 2003年 シアター風姿花伝こけら落とし公演『蝶のような私の郷愁』(作 松田正隆 演出 宮田慶子)
- 2003年 THE SHAMPOO HAT『緑色のスカート』駅前劇場(作・演出・出演)
- 2003年 THE SHAMPOO HAT『アメリカ』(再演/大阪公演)大阪芸術創造館(作・演出・出演)
- 2003年 THE SHAMPOO HAT『蠅男』(再演)東京芸術劇場 作・演出・出演)
- 2004年 THE SHAMPOO HAT presents エスラボvol.1『みかん』(再演)ザ・スズナリ(作・演出・出演)
- 2004年 劇団たいしゅう小説家『世紀末三人姉妹』(作・演出 堀江慶)@東京芸術劇場小ホール
- 2004年 THE SHAMPOO HAT『肉屋の息子』ザ・スズナリ(作・演出・出演)
- 2004年 THE SHAMPOO HAT『ゴスペルトレイン』シアターTOPS(作・演出・出演)
- 2005年 ペンギンプルペイルパイルズ『機械』OFFOFFシアター(作・演出 倉持裕)
- 2005年 THE SHAMPOO HAT『事件』ザ・スズナリ (作・演出・出演)
- 2005年 THE SHAMPOO HAT『事件』(大阪公演)大阪芸術創造館 (作・演出・出演)
- 2005年 KERA・MAP#3『砂の上の植物群』シアターアプル(作・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ)
- 2006年 THE SHAMPOO HAT『恋の片道切符』ザ・スズナリ(作・演出・出演)
- 2006年 THE SHAMPOO HAT『津田沼』ザ・スズナリ(作・演出・出演)
- 2007年 フジテレビ主催『殺人者』(仮)東京グローブ座(作・演出・出演)
[編集] 映画
- 2000年 glowing growing監督・脚本 堀江慶
- 2004年 キスとキズ監督 堀江慶 脚本 立石俊二
- 2005年 タナカヒロシのすべて監督・脚本 田中誠
- 2005年 『悪霊』 監督・脚本 津田寛治 (「超」怖い話 闇の映画祭)
- 2006年 DOPING PANDA The short movie 監督 田中誠
- 2006年 全身と小指 監督 堀江慶 脚本 堀江慶・赤堀雅秋(共同脚本)
[編集] TV
[編集] CM出演
- 2004年 ノーリツ「デカゾウ」 監督 山内健司
- 2006年 セキスイハイム東海「神様お願い!編」 監督 山内健司
[編集] 脚本・演出作品歴
[編集] 舞台
- 2004年 東京ハートブレイカーズ『黄色い僕』作・赤堀雅秋 演出・西田シャトナー
- 2004年 ENBUゼミナールクラス公演『アメリカ』作・演出 赤堀雅秋
- 2005年 東京ハートブレイカーズ『金物屋の生涯』作・赤堀雅秋 演出・西田シャトナー
- 2005年 ENBUゼミナールクラス公演『東京』作・演出 赤堀雅秋
- 2006年 G-up presents『散歩する侵略者』 作・前川知大 演出・赤堀雅秋
- 2006年 劇団青年座『蛇』 作・赤堀雅秋 演出・磯村純
- 2006年 世田谷パブリックシアター主催 ドラマ・リーディング28『ガレキ』 作・デニス・ケリー 演出 赤堀雅秋
[編集] 映像
- 2001年 TX『turn turn turn』脚本
- 2002年 CX演技者。『アメリカ』脚本
- 2003年 ANB『石橋を叩いて笑う~ゴッホの耳㈪~』脚本
- 2004年 CX劇団演技者。『雨が来る』脚本
- 2004年 TX『30minutes』脚本
- 2004年 BS-i『佐藤四姉妹』脚本・監督
- 2004年 TX『30minutes鬼』脚本
- 2004年 BSフジ『流れる女~RUN AWAY GIRL 』脚本・監督
- 2005年 TX『ホテルサンライズHND~最後のステイ~』脚本
[編集] ラジオ
- 2003年 J-wave サントリーシアターゼロアワー『檸檬』脚色