転落防止幌
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転落防止幌(てんらくぼうしほろ)とは、鉄道車両の連結部分の車体外側面に合わせて付けられている、プラットホームから乗客が転落するのを防止するための部品。「ガードスクリーン」とも呼ばれる。
[編集] 概要
鉄道事業者によっては様々なデザイン・構造のものが存在するが、車体塗装に合わせている事もある。 また、急カーブのある路線(例:西武鉄道、近畿日本鉄道、南海電気鉄道など)では、前後の車両の両方に一体型のものを取り付けると急カーブで干渉する可能性があるため、上下2個に分割した物を前後の車両間で上下互い違いに噛み合わさるように取り付けている例もある。
新製時から取り付けられている場合と、改造や更新工事によって取り付けられているものがあり、いずれも近年取り付ける車両が増えている。
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