遮断機
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遮断機(しゃだんき)とは、踏切などにおいて、優先される交通を確保するためなどに用いられる、通行を制限するための開閉可能な柵である。腕木式と昇降式がある。日本ではその殆どが黒と黄の縞模様であるが、最近では踏切事故防止のため、より目立つ赤白模様のものも使用されている。
現在は、電動自動式がほとんどであるが、開閉の判断を人間が行う電動のものや、人力で開閉するものも存在する。
なお遮断棹が降り車両が立ち往生した場合には、そのままゆっくり棹を押すように車両を進めていけば折損防止器により棹が遮断機本体から外れる構造となっているので、容易に脱出することが可能である。
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