鉤状雲
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鉤状巻雲 | |
略記号 | unc |
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種 | 鉤状雲 |
高度 | 5,000~13,000 m |
特徴 | 細いすじ状、先端が曲がっている |
降水の有無 | なし |
鉤状雲(かぎじょううん、Uncinus)とは、巻雲に見られる雲種の1つ。鉤状巻雲と呼ぶこともある。毛や繊維のように細いすじ状で、すじの先端が釣り針のように曲がっていることが特徴。すじの先端が曲がっていない場合は、毛状雲となる。また、すじの先端が丸まって塊のようになると、房状雲となる。
鉤状雲は、高い高度ででき、周囲の温度は-40C°~-50C°にもなる。この雲ができる時は、温暖前線や閉塞前線が近づいていることが多い。
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