阿蘇惟村
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阿蘇 惟村(あそ これむら、? - 1406年(応永13年))は南北朝時代から室町時代前期にかけての武将。阿蘇氏の第11代当主。第10代当主・阿蘇惟澄の長男で、第8代当主・阿蘇惟時の養子。
南北朝時代の動乱期には養父の惟時に従って実父・惟澄と対立・抗争を繰り広げた。しかし実父にとってはやはり可愛い息子だったのか、1364年の父・惟澄の死の直前に家督を譲られて当主となった。その後、肥後の守護に任じられたが、父の時代に煮え湯を飲まされた北朝側に疎まれて今川貞世(了俊)や渋川満頼らにその統治を妨害された。1406年、死の直前に子の阿蘇惟郷に家督を譲って、まもなく死去した。
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