難波津 (和歌)
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難波津の歌(なにわづのうた)は、古今和歌集の仮名序で「おほささきのみかどをそへたてまつれるうた」として紹介されている王仁の和歌。
応神天皇の崩御後、菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)皇子と大雀命(おおさざきのみこと)が互いに譲り合ったため3年間空位となっていた皇位に大雀命が就き、仁徳天皇となった際にその治世の繁栄を願った歌と言われる。
平安時代には「難波津の歌」と言えば「誰でも知っている歌」の代名詞とされ、競技かるたにおいては競技の開始時に難波津の歌を詠むことが通例となっている。
難波津に 咲くやこの花 冬ごもり 今は春べと 咲くやこの花