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雷撃(らいげき)とは、軍艦・航空機などが、魚雷を敵の艦船に向けて放つこと。雷撃を専門に行う軍用機は雷撃機と呼ばれる。
[編集] 語源
古い軍事用語で攻撃用に敷設される爆発物全般をその音響と破壊力から雷になぞらえて「爆雷」と呼び、その水中用のものを水雷と呼んだ。そこから、爆雷・水雷を以て攻撃することを雷撃と呼ぶようになった。
現在でも陸上では地雷、水上水中では魚雷・爆雷・機雷などにそのなごりが見えるが、「雷撃」という用語においては水上のかつ能動的な攻撃であるところの魚雷攻撃を指す。