青森県公用臨港線
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青森県公用臨港線(あおもりけんこうようりんこうせん)とは青森市にあった青森駅から延びていた青森県敷設の貨物専用線である。青森臨海鉄道とも呼ばれていた[1]。貨物専用線であったため現在ではその存在すら知らない人も多い。
位置は現在のアスパム及び青い海公園の南、青森ベイブリッジのすぐ北の道路に位置し、本町を通り中央埠頭に続いていた。
元は「臨海鉄道」と言う通り、ほぼ臨海に位置する鉄道であったが、現在は埋め立てが進んでいるため臨海の鉄道であった面影はない。一時期は現在の青森ベイブリッジの最東部で路線が分岐しており、より東部の浜町埠頭にも線路が続いていたといわれる。
廃止後、線路跡は青森ベイブリッジの道路に用いられたり駐車場に使われたりしており、現在は中央埠頭の最東部、海に面する終着点に行ってみれば、わずかに錆びた線路が残されていることが確認できるのみである。
[編集] 脚注
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