面堂了子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
面堂了子(めんどう りょうこ)は高橋留美子の漫画及びそれを原作としたアニメ『うる星やつら』の登場人物の一人。アニメでの声優は小山茉美。
[編集] 設定
面堂終太郎の妹で、兄同様容姿端麗であるが、陰険狡猾なサディスト。何よりも退屈を嫌う性格で、全ての行動は面白半分のようにも感じられる。私立清廉女子大学付属女子中学校在学。
部下に、黒メガネと違いかなり有能で絶対服従の黒子軍団を従えている。彼等は二人一組で馬の着ぐるみに入って了子の足になったり、爆弾を仕掛けたりする。
[編集] 趣味・特技
好きな人はいじめてしまう性格であり、兄や飛麿(通称トンちゃん)を困らせるのが趣味。初登場時には終太郎が2日前(アニメでは9日前)に忘れた弁当を牛車に乗って届けに来たことから、嫌がらせの為には苦労を厭わないことが伺える。言い寄るあたるを利用し、しばしば騒動を引き起こす。
爆弾をよく平気で人に投げつける。隠し事や仲間はずれにされると爆弾を使った報復行為(例:クリスマスケーキに爆弾を仕掛ける、クリスマスツリーを打ち上げ花火にする等)に打って出る。その手榴弾や時限爆弾は手製で「趣味の爆弾づくり」が愛読書。
他にも黒魔術的なものに興味があるようで、呪いの藁人形や催眠術を使って兄をいたぶることもある。
面倒家の血なのか珍しい物を集めており、神秘的なものを好み、また妙な桜の木を栽培(飼育?)している。
[編集] その他
あたるのアタックに対し積極的な数少ない女性の様に見え、飛麿にも一見好意を持っているように見えるが、本心は不明。