風切羽
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風切羽(かざきりばね)とは鳥類の翼後方に整列している一連の羽根である。接続している骨を基準として、翼の先端側から順に初列風切(しょれつかざきり)、次列風切(じれつかざきり)、三列風切(さんれつかざきり)と細分される。
[編集] 初列風切
尺骨より先端、人間の「てのひら」にあたる部分の骨に接続。翼の最も外側に位置し、飛行に重要な役割を果たす。翼の先端に位置するものほど尖っており、次列風切に近くなるにつれ幅が広く、長さも短くなる。
多くの鳥は11本の初列風切を持つが、コウノトリやフラミンゴは12本、ガチョウについては16本など、例外も存在する。
[編集] 次列風切
尺骨に接続。数は翼の長さによるところが大きく、ハチドリの6本からアホウドリ亜科の一部に見られる32本まで様々である。
[編集] 三列風切
上腕骨に接続。厳密な意味でこれを持つ鳥は少ない。
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