Break文
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break文(ブレイク文)とは、プログラミング言語のループで用いられる文で、 break文が実行されると、最も内側のforループ，whileループ，doWhileループ，switch文から制御が抜ける。
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[編集] Cおよびそれに類する言語の場合
C言語、C++、Java言語、JavaScriptなどでは、for文、while文、switch文で用いられる。また、Perlではbreakの代わりにlastが使用される。
ループ文の内部で使用され、その文の実行を打ち切って、そのループの直後の文へと制御を移すためのものである。
[編集] 単純なループの例
単純なループからbreak文を使って抜ける例を示す。
while(true){
if(条件式)break;
}
この例では、if文の条件式が成立するとbreak文が実行され、このループの直後に制御が移される。
[編集] 二重ループの例
while(true){
while(true){
if(条件式)break;
}
}
break文を実行すると、現在実行中の行からみて最も内側のforループ，whileループ，doWhileループ，switch文から制御が抜ける。 以下に示す例において、if文の条件式が成立するとbreak文が実行され、内側のループから制御が抜ける。 しかし、外側のループから制御が抜け出すことはないため、無限ループになってしまう。 このような二重ループから抜けるためには、次のようにすればよい。
[編集] C言語の場合
while(1){
while(1){
if(条件式)goto label;
}
}
label:
C言語の場合はgoto文を使うことで多重ループから一気に抜けることができる。
[編集] Javaの場合
label: //外側のwhile文にラベルをつける
while (true) {
while (true) {
if (条件式) break label;
}
}
javaはgoto文をサポートしておらず、代わりにラベル指定付きのbreak文を使うことで多重ループから一気に抜けることができる。
[編集] 関連項目
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