Connected Limited Device Configuration
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Connected Limited Device Configuration (CLDC)はPDAや携帯電話のようなリソースが限られた機器を対象としたJava MEアプリケーション向けのフレームワークの仕様である。
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[編集] 典型的な必要条件
16ビットCPU、160KBのメモリおよびJavaプラットフォーム利用できる機器。
[編集] 注目に値する制約
CLDC 1.0 は浮動小数点の演算をサポートしない。この制約はCLDC 1.1で取り除かれた。
[編集] プロファイル
[編集] Mobile Information Device Profile
携帯電話向けに設計され、GUI APIを持っており、MIDP2.0では2DゲームAPIが追加された。
[編集] Information Module Profile
Information Module Profileは(JSR 195)簡素なディスプレイまたはディスプレイがなく限られた2方向ネットワークアクセスを持ったネットワークカード、ルーターおよびその他の機器向けに設計されている。アプリケーションの生成、ストレージおよびネットワークアクセスに関するAPIだけが定義されている。IMPにはMIDPのjavax.microedition.io、rms and midletパッケージのサブセットがある。シーメンスモバイルおよびノキアがこの仕様を JCPに提案した。
[編集] DoJaプロファイル
DoJaプロファイルはNTT DoCoMoによってiモード対応携帯電話向けに設計された。
[編集] 一般的なAPI
[編集] java.io
J2SEにおける入出力操作を行うjava.ioパッケージの簡素化されたバージョンである。
[編集] java.lang
Javaプログラムにおいてもっとも基本的なクラスを含む。このパッケージは基本的な例外、数値演算機能、システム機能、スレッド機能およびセキュリティ機能と同様にInteger、Stringのような基本なJavaの型を含む。
[編集] java.util
java.utilの簡潔化されたバージョンである。このパッケージはVectorおよびHashtableのようなコレクションクラスを含み。ClaendarおよびDateクラスも含む。
[編集] 外部リンク
- CLDC ホームページ
- JSR 139 (CLDC 1.1)
- JSR 30 (CLDC 1.0)