TK-80
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TK-80(Training Kit μCOM80)とは、日本電気の半導体事業部がマイクロプロセッサをユーザー(この場合の想定はICを使った製品を開発するメーカーの技術者)に実際に使ってもらって理解してもらう販促ツールとして開発した製品である。
[編集] 概要
TK-80には初期モデルμPD8080A(減算時の10進補正が可能でインテルと非互換)とμPD454D(EEPROM)、uPD5101E(電池バックアップ可能)、低価格化後期モデル(TK-80E:Economy)μPD8080AFCとuPD464(マスクROM)、uPD2101AL-4 がある。 TK-80には純正オプションとしてメモリーボードTK-M20K(20kBytes)とBASIC STATION(Level1BASIC:整数BASIC、Level2BASIC:実数BASIC)があり、カセットユニットと併せて格納したCOMPO-BSという製品にステップアップすることができた。