あすを読む
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あすを読む(あすをよむ)は1996年4月から2006年3月までNHK総合テレビで放送されていたニュース解説番組。NHK解説委員室所属の解説委員が出演。旧・「NHKニュース解説」。
毎回1つのテーマについて解説委員が出演。解説委員のニュース解説の中で単独で出演する唯一の番組。
新聞の風刺漫画を彷彿とさせるイラストをあしらったフリップを、解説委員が真面目な顔でいじくりまわし、解説を進めて行く演出に定評があるが、解説委員がNHKの職員であるという立場上、その風刺の“毒”に見合うような洒脱な解説はほとんど期待できない。似たようなコーナーとして「おはよう日本」内の「おはようコラム」、「スタジオパークからこんにちは」内の「暮らしの中のニュース解説」を挙げることができる。
2001年のアメリカ同時多発テロ事件を機に、解説委員長を司会者として数人の解説委員が話し合う「特集・あすを読む」を45分~1時間程度に延長して放送。それ以降は重要なニュースの際、不定期に放送している。
[編集] 放送時間推移
平日のみ(祝日含む。夏季・冬季の特別編成時休止)の放送
- 1996年4月~2000年3月 23:35~23:45 「NHKニュース11」のあとの放送(この期間、祝日は放送休止)。
- 2000年4月~2004年3月 23:50~24:00 最終ニュースの前の放送。
- 2004年4月~2005年12月 23:45~23:55 「プレマップ」と放送時間を交代、15分に拡大する事も。
- 2006年1月~3月 月曜から木曜は従前と同じ。金曜日のみ土曜深夜0:15~0:25に変更。(これは「宮廷女官 チャングムの誓い」が土曜日から放送日時を移動するための処置)
- 2006年3月31日で終了。以後はスポーツ&ニュース(23:30-23:55)→2007年4月2日からきょうのニュース&スポーツ(23:30-0:10)で解説コーナー「時論・公論」として放映。
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- 放送時間は前者は23:45-23:54ごろ、後者は23:50-24:00
[編集] テーマソング
「希望の明日へ」(倉本裕基) CD「テレビドラマ・サウンドトラック集3」「ピアノ・ジュエルズ」に収録。
(ただし番組用に編曲されたものとは別バージョン。また「ピアノ~」は「希望の明日へ2」)
[編集] 関連項目
- 土曜解説
- 謎のホームページ サラリーマンNEO(この番組でパロディー「コントを読む」というコーナーが放送された)
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