おそ松くん (パチスロ)
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おそ松くんは2005年11月に大一商会が発売したパチスロのタイアップ機。赤塚不二夫作の人気漫画『おそ松くん』をテーマとしている。
[編集] 概要
ビッグボーナスとレギュラーボーナスの2つのボーナスを搭載するストック機。契機役を引くことにより行われるストックの解除抽選で直撃と、リプレイタイムである「おそ松チャンス」(後述)の2つの抽選が行われる。この「おそ松チャンス」は継続率の抽選を行っており、結果次第ではおそ松チャンスとボーナスのループという大量獲得モード(通称「爆連モード」)に突入することがあり、一撃で数千枚のメダルを放出することから、現在も人気の高い一台。
本機は原作「おそ松くん」よりも1988年にフジテレビ系で放送された同作品のテレビアニメーション番組をモチーフにしており、ボーナス中は同番組の主題歌(細川たかしが歌った『正調おそ松節』)のBGMが流れ、またイヤミを演じた声優の肝付兼太やチビ太役の田中真弓らが新録音でゲーム中の音声を担当している。
[編集] おそ松チャンス
この機種のリプレイタイムの呼称。突入後10ゲームの間、イヤミが遊園地でおそ松をはじめとする6つ子を探す演出となり、その間リプレイ1の抽選確率が上がる。おそ松チャンス終了後は必ずボーナスが放出される。
リプレイ以外の小役を引くと兄弟を見つけることができ、捜した人数によっておそ松チャンスの継続率が変化する。特に6人全員を捜し当てた場合、約89%(ちび太だいでは約82%)の確率でボーナス放出後もおそ松チャンスが継続する「爆連モード」突入が確定し(爆連モードには4人でも約20%、5人でも約33%の確率で突入する)、継続する間はどちらかのボーナスが当たり続けることになるため、多量の出玉が期待できる。
[編集] 後継機
なお、チャンス目の出現確率を上げ代わりに爆連モードのボーナス継続率を下げるなど、出玉性能をややマイルドにした「チビ太だい」が2006年2月に発売された。