さくら野百貨店
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種類 | 株式会社 |
市場情報 | 非上場 |
略称 | さくら野 |
本社所在地 | 〒980-8466 宮城県仙台市青葉区中央1-9-33 |
電話番号 | 022-222-1234 |
設立 | 1978年(昭和53年)3月 (株式会社百貨店連合) |
業種 | 小売業 |
事業内容 | 百貨店 |
代表者 | 代表取締役社長 加藤雅志 |
売上高 | 187億2,800万円 (2006年2月期) |
決算期 | 2月末日 |
主要子会社 | さくら野東北 |
外部リンク | www.sakurano.info |
株式会社さくら野百貨店(さくらのひゃっかてん)は、仙台市青葉区に本社のある、日本の百貨店の一つ。
直営店舗は仙台市の1店舗のみで、青森市、弘前市、八戸市、北上市、石巻市にある5店舗のさくら野百貨店は、関連会社であるさくら野東北株式会社(本社:青森県青森市)が運営している。
目次 |
[編集] 沿革
- 1978年 - 仙台の丸光・青森のカネ長武田百貨店・川崎の小美屋・福島の山田百貨店を始めとする百貨店5社が、ニチイ(現マイカル)の支援を受けて百貨店連合を設立。
- 1981年 - 厚木市にダックシティ厚木(厚木ビブレを経て、現厚木サティ)を開店。
- 1982年 - 百貨店連合を設立した百貨店5社が百貨店連合と合併する。
- 1985年 - ダックシティに社名変更。
- 1998年 - ダックビブレに社名変更。
- 1999年 - 小樽市のマイカル小樽(現ウイングベイ小樽)に小樽ビブレを開店。(後にマイカルへ譲渡され、2002年閉店。跡地はSE-Bとなる)
- 2001年9月 - 親会社のマイカルの事実上の経営破綻の影響により民事再生法の適用を申請する(ダックビブレは2001年10月にマイカルグループから脱退し、独立する予定だった)。
- 2002年7月 - 既存株の100%減資を行いマイカルグループを離脱。
- 2002年9月 - 社名を一般公募で決めた「さくら野百貨店」へと変更。
- 2004年 - 高島屋ハイランドグループになる。
- 2005年3月21日 - 福島店を閉店。(地元の要望を受け、閉店後は長崎屋福島店跡地のニュー福ビルにて仙台店のサテライトショップとして営業していたが、一年後に完全閉店)
- 2005年4月 - 本社機能と仙台店を運営する「さくら野百貨店」と仙台店の設備管理などに当たる「さくら野DEPT仙台」(資本金1,000万円)、他5店舗を運営する「さくら野東北」(資本金10億円。株式の51%を武田株式会社、49%をさくら野百貨店が保有)の3社に分社化。
[編集] 関連事業
- 「さくら野カード」の発行元。旧称はマイカルカード。マイカル倒産直前に消費者金融大手の三洋信販が買収。以前のマイカルカードは、マイカル、マイカル北海道(現在のポスフール)、マイカル九州、ダックビブレ(現在のさくら野百貨店)、その他マイカル地方子会社(大半は後にマイカルと合併)と提携し、全国のサティとビブレにて割引特典が受けられたが、現在は東北のビブレを引き継いだ、さくら野百貨店と、北海道内のサティを引き継いだポスフールのみ、提携を継続している。なお、クレジット機能が無い「さくら野ポイントカード」でも「さくら野カード」と殆ど同等の割引特典(ポイント還元方式)は受けられる。
- 弘前さくら野シティ内、さくら野百貨店北上店5階にある。かつてはさくら野百貨店石巻店6階にもあった。
[編集] その他
- 弘前店4階には、弘前ビブレ時代からプール付きホテルの「RISONARE MELA」〔リゾナーレ メラ〕(のちに「EXCCELENT MELA」〔エクセラン メラ〕に改名)があったが、2004年2月頃に閉鎖した。そして、2004年12月には4階に「ホテルさくら野」 と「さくら野温泉」が開業した。尚、開業当初「さくら野温泉」は24時間営業だったが、2005年秋より営業時間が10時から深夜1時までに変更されたが、ホテル宿泊者も利用すると思われる関係で6時から9時まで早朝営業している(但し早朝営業では岩盤浴の利用不可)。営業時間が短縮された理由は、利用者の減少とも防犯上の理由とも言われている。
- 青森店は同じ場所で営業しながら、何度も店名が変わってきた経緯からたくさんの愛称がある(カネ長武田→ダックシティカネ長武田→青森ビブレ→さくら野青森店)。50歳以上に多いのは「カネ長」や「武田」。30、40歳ぐらいだと、「ビブレ」や「ダックシティ」。現在の名称になっても未だに「さくら野」の名前に慣れている市民は少ない。(なお、青森店の看板の上部にはビブレ時代から“カネ長武田”のロゴがある。)ちなみに、昔若者の間で「カネ長、高げだ~。」(カネ長は値段高いよ~。)という、ご当地ギャグが流行っていた。
- ほかの店舗でも同様の傾向が見られるが、「ダックシティ」から「ビブレ」に改称した際に店舗を移転した石巻店などでは、例外的に上記のような傾向は見られない。(尚、ダックシティ丸光石巻店だった建物は解体されておらず、今でもシャッターなどに「DAC CITY」のロゴを見ることができる。)
[編集] 関連項目
- 丸光
- 仙台駅(JR東日本、仙台市営地下鉄南北線)
- ams西武
- 十字屋
- S-PAL
- 仙台フォーラス