ざびえる
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ざびえるは、大分市を代表する銘菓で、バターが効いたビスケット生地の皮に、和風の白餡又はラムレーズン入り餡を包んだ和洋折衷の焼き菓子。
「ざびえる」と言う名は、日本に初めてキリスト教を伝え、府内(現在の大分市)でも布教を行った事で有名なフランシスコ・ザビエルに因んで付けられた。
箱は、黒を基調に赤の線が入ったビロード風の触感の、高級感のある物である。個別包装は、銀の物と金の物とがあり、銀の物は白餡で、金の物はラムレーズン入り餡である。
長久堂が1962年から製造・販売していたが、2000年に長久堂が自己破産した為、一時入手出来なくなった。しかし、長久堂の元従業員が「ざびえる本舗」と言う新会社を立ち上げ、2003年に製造・販売が再開された。
なお、大分市出身のユースケ・サンタマリアが、とあるテレビ番組で紹介したことでも知られる。