つっぱり大相撲
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ジャンル | スポーツゲーム(相撲) |
対応機種 | ファミリーコンピュータ [FC] S!アプリ (s) |
開発元 | テクモ |
発売元 | テクモ |
人数 | 1~2人 |
メディア | [FC] ROMカートリッジ |
発売日 | [FC] 1987年9月18日 (s) 2003年10月1日 |
価格 | [FC] 4900円(税抜) (s) 210円(税込・従量) |
『つっぱり大相撲』(つっぱりおおずもう)は、1987年9月18日にテクモから発売された大相撲を題材としたファミリーコンピュータ用ゲームソフト。2003年にはVアプリ(現・S!アプリ)でリメイクされ、配信されている。1993年にはスーパーファミコンで続編が発売された(後述参照)。
家庭用ゲーム機で発売された大相撲を題材としたタイトルとしては最も古いもので、以後に発売された大相撲ゲームでは、ほとんどの作品で本作と同様のゲームシステムが導入されている。
目次 |
[編集] つっぱり大相撲
プレイヤーは力士として前頭十三枚目からスタートし、横綱に昇進して優勝するとゲームクリアとなる。
ほとんどは架空の力士だが三役横綱陣だけは当時の実在力士をモデルとした力士が登場した。百代富士=千代の富士、小目錦=小錦、大腹黒=双羽黒、満潮=朝潮、黒東海=北勝海、黒天竜=北天佑等。
[編集] 特殊技
決まり手は「おしだし」「うわてなげ」「すくいなげ」といった、実際の大相撲に即したものがほとんどだが、特定のコマンドを入力することによって、特殊な決まり手が発生する。引き技叩き技は一切なく 相手の体から離れると技がかけられないようになっていた。
- もろだし
組み合った状態で相手を3回押し、離れて張り手を1回、再び組み合って相手をつると、相手の「まわし」が取れて局部が丸出しになる。相手は局部を隠しながら真っ赤になり、すたこらと土俵から出て行ってしまう。「もろだし」という決まり手になる。あくまで特殊技の一つで、正式の決まり手ではない。
- すうぷれっくす
相手と離れた状態で3回突っ張りを当て、相手の体力ゲージが光ったら組み合って投げを打つと、自分の力士が相手の後ろに回りこみ、そのままプロレス技のジャーマンスープレックスを繰り出す。
- あびせたおし
一般的な相撲の決まり手の浴びせ倒しとは別物の技。プレイヤーが投げ技で負ける場合、2本の仕切り線の中だと(土俵の中央)画面外へ高く放り投げられる。空中にいる間、落下点をコントローラーで調節できるため、上手く自分の力士を土俵上の相手力士の上に落とすことができれば、そのまま相手力士は自分の力士に押し潰され、「あびせたおし」という決まり手になりプレイヤーの勝ちになる。また、相手力士を放り投げた場合はプレイヤーは土俵上を自由に動き回れるため、潰されないように移動することができる。あるいは、Aボタンを押しながらダッシュして相手の直前でもう1度Aボタンを押せばジャンプしてこの技を決めることができる。ただし、こちらの方法は人間との対戦プレイでしか使えない。
- ぶれえんばすたあ
自分が土俵際に追い詰められていてかつ相手の体力ゲージが光った状態で、相手が「押し」を入れてきた瞬間に上ボタン+Bボタンで「つり」を入力すると決めることができる。
[編集] つっぱり大相撲 立身出世編
1993年3月26日に発売された続編。機種はスーパーファミコン。
ゲームシステムに大きな変更は無いが、レオタード姿に浮き輪状のまわしを締めた女性力士が使用可能な点が大きな特徴。
[編集] 関連項目
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