みんな出て恋恋来い!
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みんな出て恋恋来い!(みんなでてこいこいこい)はフジテレビ系列(ただし一部地域除く)で毎週土曜日19:30~20:00に放送されたバラエティー番組である。1983年10月から1984年3月に放送。出演は山口良一、小柳みゆき、嶋大輔。全編小学生主役によるバラエティーであった。
[編集] 放送概要
オープニングは世の中のつまらない出来事を紹介する「つまらなゼミナール」、テレビカメラが街頭に出向いて小学生が言いたい放題ぶちまくる「すたこらステーション」、そのあとでNHK教育テレビ「YOU」のようにスタジオにいる小学生たちによる討論を繰り広げる。次が「ポケポケスッポン」。一般で公募された大学生以上の女性たちと小学生によるトークバトルをここでは展開していく。エンディングは「スキにして!勝手にして!オワリにして!」というタイトルと「落書きボード、下りて来~い!」という男性出演者(人名失念)のコールで、巨大な落書きボードがスタジオから降りてきて、小学生が番組の出演記念として落書きを残していく。
視聴率低迷で打ち切られた前番組「イタダキマン」の穴埋め番組(つなぎ番組)という性格が強かったこともあり、半年で終了した(イタダキマンは1年52回を予定していたが、この時代のフジテレビの土曜夜7時半は「クイズダービー」(TBS系)、「痛快あばれはっちゃく」(テレビ朝日系)、「海外ウイークリー」(NHK)等の真裏で視聴率が取れない暗黒時代だったため、当初から2クール26回で終了することも想定されていた。もっとも、実際はプロ野球中継で番組が返上されることが多かった上9月末で機械的に打ち切られたため26回すら放送できなかった)。
なお、この小学生をメインとしたスタイルは番組終了から1年半後にスタートした「所さんのただものではない!」に受け継がれる形となった。
フジテレビ系 土曜よる7時台後半 | ||
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