所さんのただものではない!

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ツムラTIME 所さんのただものではない！（ツムラタイムところさんのただものではない）とはフジテレビ系列で1985年 10月12日 - 1991年 9月に放送されていたクイズバラエティ番組である。放送時間は土曜日の19:00-19:30(JST)であった。

[編集] 番組概要

[編集] 内容・構成

司会の所ジョージが出題したお題を、子供が絵や粘土で作った作品によるヒントや、ジェスチャーを手がかりにして大人の解答者が当てるというクイズが中心。最終問題を除いて基本的に筆記で解答。ただし、初期は筆記問題のみであった。
クイズの正解者には得点として所ジョージ人形（所の自画像イラストを人形にしたもの）が贈られる。
中期以降の最終クイズは「○○ピンコンゲーム!!」という週替りコーナーであった。子供の出す問題やジェスチャー等に対して口頭で答えていき、規定の時間内でどれだけ答えられるかを競った。
- 逆さ言葉ピンコンゲーム -子供がある言葉を逆さに言うので、元の言葉を当てる。（例「ナナバ」→「バナナ」）
- ジェスチャーピンコンゲーム -子供のジェスチャーが何を表しているかを当てる。

など

最終的に所ジョージ人形の最も多い解答者に白トコちゃん人形（後に金色のトコちゃん）、最も少ない解答者にはダメトコちゃん人形（黒い）が贈られる。
番組のエンディングは、ダメだった解答者（ダメトコちゃん）に向かって、ひもスプレーをかける罰ゲームをやっていた。また、ダメだった解答者は、ひもスプレーで出たごみを取るための掃除をするためにほうきとちりとりが持たされた。

[編集] エピソード他

番組オープニングは所の歌とその歌詞に合わせたアニメーション（所のデザイン）であった。
1問目のみは所による街角のインタビュー等から流用した出題で、2問目から子供が出演するパターンとなっていた。
子役側の出演者は、1問目が終了した後、セットの滑り台から登場した。
大人の回答者が登場するときのBGMは、カシオペアの"AFTER SCHOOL"という曲である。
正解を発表する前に、大人の回答者の答えに正解がある場合は子供たちが両手で○を描き、「ありまーす!」、ない場合は×を描き「ありませーん!」と叫ぶアクションは当時視聴者の間で流行した。なお、子供が登場する前の1問目については、都度のリハーサルに基づき会場の観客が一斉にこのアクションを行っていた。
元は1985年7月-9月に放送されていた『夜はタマタマ男だけ!!』と言うバラエティ番組の1コーナーで、同番組終了後、独立した番組に昇格した。またタイトルクレジット「ツムラTIME」は1988年に津村順天堂がツムラに社名変更する前は同社の入浴剤から「バスクリンタイム」と題して放送されていた（従って、スタート当初の正式タイトルは「バスクリンタイム所さんのただものではない!」で、1988年以降の正式タイトルを「ツムラTIME 所さんのただものではない!」とした。）。
また、定期的に沖縄等でロケを行う事もあった。
問題の答えを言う場面の前に、ヒントを言うはずの子役側が思わず正解をしゃべってしまうハプニングが時々見られた。特に間下このみと次郎さん（朝潮くん）が誤って答えを言ってしまう事が多く、その度に二人は所ジョージによく怒鳴られていた。
番組末期は子役と同じ年齢の視聴層が裏番組の「きんぎょ注意報!」への流出が激しかった。