アニマルズ
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アニマルズ
- イギリスのロックバンド。本稿で記述。
- イギリスのロックバンド。スーパー・ファーリー・アニマルズを参照。
- Animalsはピンク・フロイドのアルバム。
- バップ所属の日本のロックバンド。10人のメンバーからなる。
アニマルズ (The Animals) は、イギリスのロックバンド。1960年代半ば、ビートルズなどと共に世界的に人気を博した。アメリカではいわゆるブリティッシュ・インベイジョンの代表格のひとつと見なされている。アメリカのブルースに根ざした作風が特徴的で、今日のロックシーンにも多大な影響をもたらしたバンドである。
1963年、イギリスのニューキャッスルでエリック・バードン(ヴォーカル)、アラン・プライス(キーボード)、ヒルトン・ヴァレンタイン(ギター)、チャス・チャンドラー(ベース)、ジョン・スティール(ドラム)の五人で結成。バンド名の由来として最も有力なのが、ライブがあまりにもワイルドだったため観客から「animal!」という声が多かったためメンバー自ら名乗るようになったとされている。
音楽性はブルース色が非常に強く、ジョン・リー・フッカーの「Boom Boom」などをコピーしている。
ヒット曲は数多くあるが、「朝日のあたる家」はアメリカの伝統的な歌として知られており、ボブ・ディランがフォークソングとして発表していたものを、ブルース的な解釈でカバーしたものである。
日本でも「Don't let me be misunderstood」が尾藤イサオにより「悲しき願い」の邦題でカバーされるなど人気を博した。
また、同じ時期に活躍していたこともあり、ビートルズのメンバーとも仲が良かった。
何度か解散と再結成を繰り返している。元ザ・ポリスのギタリストアンディ・サマーズが在籍していたこともある。