アメリカン・サイコ
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アメリカン・サイコ | |
監督 | メアリー・ハロン |
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製作 | クリスチャン・ハルゼイ・ソロモン クリス・ハンレイ |
脚本 | メアリー・ハロン グィネヴィア・ターナー |
出演者 | クリスチャン・ベール ウィレム・デフォー ジャレッド・レト |
音楽 | ジョン・ケイル |
撮影 | アンジェイ・セクラ |
公開 | 2000年 |
上映時間 | 102分 |
製作国 | アメリカ |
言語 | 英語 |
次作 | アメリカン・サイコ2 |
『アメリカン・サイコ』(American Psycho)は、2000年公開のアメリカ映画。ブレット・イーストン・エリス原作の同名小説の映画化で、メアリー・ハロン監督。
[編集] 内容
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
1980年代後半のアメリカが舞台。昼はエリート証券マン、夜は殺人鬼という2面性を持つ主人公を描く。当時の物質主義と消費主義を風刺した作品であり、原作ともに話題になる。「アメリカン・サイコ2」は女性版で続編にあたる。R-15作品
[編集] ストーリー
1980年代のニューヨーク。27歳のパトリック・ベイトマン(クリスチャン・ベール)は、ウォール街の一流企業で働くエリート・ビジネスマン。高級マンションに住み、エクササイズに励み、ブランド物を買い求め、完璧な生活を求めている。婚約者イヴリン(リース・ウィザースプーン)も愛人コートニー(サマンサ・マティス)もいたし、秘書のジーン(クロエ・セヴィニー)は密かに彼に恋い焦がれていたが、彼の心はどこか虚ろで、目下のライバル、ポール・アレン(ジャレッド・レト)に会うたび苛立ちは募るばかり。そして、抑えきれない感情に突き動かされたベイトマンは、アレンを自宅に呼び出し殺害した。そんなベイトマンの前に、失踪したとされたポールのゆくえを調査している人物、キンボール(ウィレム・デフォー)が現われ、ベイトマンの心に不吉な影がよぎり始める。そしてある夜、ベイトマンは、前に買った娼婦クリスティ(カーラ・シーモア)と街角で再会し、自宅へ連れてかえって殺害する。さらにガールフレンドのエリザベス(グィネヴィア・ターナー)も、セックスの後で殺害。殺人衝動が暴走するベイトマン。自分を抑えきれなくなった彼は、弁護士にこれまでの殺人を告白するが信じてもらえない。こうしてベイトマンは、さらなる虚無に陥っていくのだった。
[編集] キャスト
カテゴリ: アメリカ合衆国の映画作品 | スリラー | 2000年の映画