アルマンド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アルマンド(allemande:フランス語で「ドイツ風」の意)は舞曲の一種である。バロック音楽の時代に愛用され、組曲の第一曲または、前奏曲に続く第二曲として採用されることが非常に多かった。
[編集] 歴史
- 16世紀、中庸のテンポの2拍子の舞曲として生まれ、ドイツで流行した。
- 17世紀になって、フランスの作曲家によって、アルマンドはテンポにある程度の自由度がある4拍子の舞曲に改良された。
- イタリア・イギリスの作曲家たちは自由な発想でアルマンドをとらえ、対位法を取り入れたり、さまざまな幅のテンポのものが作曲された。
- 18世紀後期、拍子が3分割されるアルマンドが編み出された。これはワルツの前身とも考えることができる。
カテゴリ: 舞曲 | ダンス | バロック音楽 | クラシック音楽関連のスタブ