アンタッチャブルのシカゴマンゴ
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木曜JUNK アンタッチャブルのシカゴマンゴは、お笑いコンビ・アンタッチャブルがパーソナリティを務めている、TBSラジオ・JRN系列3局で放送されているラジオ番組。2005年4月7日放送開始。“シカゴマンゴ”は、彼らがアンタッチャブルとつける前に、先輩芸人から勧められた名前。コンセプトは「リスナーがパーソナリティ」。放送時間は木曜深夜25:00-27:00。
目次 |
[編集] 番組コーナー
- 番組冒頭でその日の「シカマンテーマ」(FAX募集テーマ)を決定。放送中に随時紹介。
[編集] SMクラブやま
- 「世界の頂点に登りつめた人はもう誰からも叱られることがない」「たぶん他人から叱られることに飢えているはず」というコンセプトで、世界中のVIPといわれる有名人がSMクラブでどのような言葉責めにあったら喜ぶのかを募集するコーナー。
[編集] 決定!両横綱
- 世の中の全てのジャンルの両横綱(2大ビッグ)を決めるコーナー。リスナーから送られてきたお題に対して、アンタッチャブルの2人が考える両横綱を同時に発表し、その後にリスナーの考える両横綱を読む。
[編集] ツッコミ先行宣言
- 前もって発表した柴田の「お題ツッコミ」に対しリスナーにボケを考えてもらう。最初は100点が満点だったが、リスナーが予想以上のボケを考えるため200点や1500点をつけるようになり、果ては1万点を超える作品が出たが、2005年9月8日に「自分の中で一番いい作品がわからなくなった」という理由のため100点制に戻した。
[編集] モテない才能
- “モテない才能”を持つ山崎にちなみ「自分は山崎以上のモテない才能を持っている」というリスナーからのモテないエピソードを募集。紹介されたリスナーには山崎から「モテナッツ」というポイントが与えられる。モテナッツの最大評価は5ナッツ。年間通してモテナッツを多く獲得した上位のリスナーは「モテナッツ初詣」に招待される。過去のランキング上位者へのご褒美企画には「モテナッツ飲み会」「モテナッツ合コン」がある。
[編集] 粋なウワサ
- アンタッチャブルが「粋だな」を思うウワサを募集。もともとはその噂を流行らせて、街中でその噂を聞いて喜ぶ目的のコーナー。ドラえもんの道具をパロディにした《ドラえもんシリーズ》やウルトラマンの兄弟の噂をたてる《ウルトラマンシリーズ》等のように、とあるシリーズが流行するとそこにネタが集中する。最近の流行ネタは「『プリンプリン』(お笑いコンビ)が替え歌を歌ったら・・・・・・。」ネタである。
[編集] SS職人
- "SS"とは「サウンド・ステッカー」の略で、番組とコマーシャルの境目を表す音のことである。局やパーソナリティによっては「ジングル」とも呼ぶ。シカマンのSSは音楽に乗せてアンタッチャブルの二人の小ネタを流すものだったが、その原稿を書いていた野口君がネタに困ったため、SSの台本をリスナーに考えてもらうコーナーを作ったといわれている。ネタは基本的に10~15秒を目安に短めで作り、お題は完全に自由。送ったネタが1本採用されるごとに、番組から原稿料として111円(元本差し引いて100円になる)が職人リスナーに送られる。ちなみにこのコーナーでもすばらしいネタならスタンプをもらえることもある。
各コーナーでもっとも優秀な作品を送った投稿者には、番組オリジナルスタンプが贈られる。(毎週1名)
[編集] 終了したコーナー
[編集] 粋なこわ~いウワサ
- 本当のことに聞こえるほど怖いウワサを募集
[編集] カッコ英語
- アンタッチャブル的にかっこいい英語を発表するコーナー。元々はオープニングトークから発展したもの(2006年1月にて終了)
[編集] おーでーべーす
- アンタッチャブルがよく使用する「おーでーべーす(お疲れ様です)」に続く新しい略し言葉を作る。山崎が略し言葉を紹介、柴田がその訳を当てる。(2006年2月にて終了)
[編集] 動物園の注意書き
- 動物園でよく檻のまえに張り出される注意書きの、ちょっと変わった内容を募集するコーナー。(2006年7月13日にて終了)
[編集] フラレター
[編集] 妖怪大図鑑
- 夏限定のコーナーとして、2006年7月20日スタート。背筋の凍るような恐ろしいあるいは面白い妖怪の名前と正体を募集。今まで聞いたこともない、新しい妖怪であることが条件。
[編集] ゲスノート
- デスノート人気にあやかるべく、2006年7月13日スタート。このノートに誰かの名前、そして何らかのゲスな行動を一緒に書き込むと、その人物が書き込まれた内容通りのゲスな行動をしてしまうというゲスノート。そのノートに書き込まれた人物(主に有名人)と、その人のゲスな行動をリスナーに募集するコーナー。
[編集] ヤマーズ弘房のコーナー
- アイドルに好かれたい、でも好かれない山崎が「それなら自分のことが好きな人をアイドルにしよう」と考えて作ったコーナー。アーティスト堂島孝平がゲストにきて、作曲依頼をしぶしぶ了承したあと、このコーナーは行われていない。Berryz工房のパクリらしい。
[編集] まあまあまあ、柴田さん
- キレやすい柴田がキレないようになるための訓練で始まったコーナー。柴田をキレさせるようなメールを送って山崎が「まあまあまあ、柴田さん」と諫めるコーナー。アンタッチャブル本来のぶち切れ漫才みたいな掛け合いをする
- 柴田はあまり気が進まないコーナーである。
[編集] ネツ・リーグ
- 若手の芸人が思わずやってしまうような捏造話を送るコーナー。あくまで実際自分の身に起こった出来事がベースにあって、誰かに話してみたい(あるいは話した)けれど、笑いをとるにはもう一押し欲しいという理由で捏造してしまったという話を募集している。はがきやメールには、どこまで実際起きたことで、どこをどう捏ったのかを添える。(捏造することを「ネツる」とよんでいる)
[編集] エピソード
- 裏番組に「ナインティナインのオールナイトニッポン」があるため、TBSラジオのこの枠は聴取率で大差をつけられ、長年短命であった。この番組も初期は大差をつけられていたが、ここ数回の聴取率調査では徐々に差が小さくなり、2006年10月の調査ではナイナイ0.6%、アンタチャブル0.5%と0.1%差まで接近し、TBSラジオ局内では「大健闘」とたたえられるほどとなった。もちろんこのライバル関係はあるものの、アンタッチャブルの二人はナインティナインを尊敬する先輩芸人として慕っている。
- 番組後半に「カンニング竹山 生はダメラジオ 」の竹山隆範とクロストークを行うことが恒例となっている。
- 2005年9月29日の放送では、柴田の結婚にちなみ、生まれてくる子供の名前をリスナーから募集。結果は「柴田一塁三塁」に決定。
- 2007年1月18日の放送では、シカマンテーマ「柴田のメガネをどうするか」について、放送中にプロダクション人力舎次期社長玉川氏から「メガネをかけるべき」と直接メールがきた。しかし山崎は一リスナーとして扱ったため、再び玉川氏から「山崎覚えとけよ」というメールがきた。
- また、2007年2月22日のスペシャルウィークの放送の動画がYouTubeに載った。ラジオというメディアが動画サイトを利用するのは異例のことである(外部リンク参照)。
[編集] 緊急特番
- 2005年10月20日の放送では山崎と柴田が番組冒頭から1時間20分も遅刻。その間おぎやはぎがパーソナリティを務めた(当然だが台本通り)。
- 2005年12月22日の放送では、柴田が高熱のため欠席。山崎1人で放送する事になった。が、リスナーからの意見で放送途中で急遽柴田の代わりになる人を呼ぶ事になった。残り時間40分ほどでドランクドラゴンの塚地が、20分ほどでカンニングの竹山が到着し3人でパーソナリティを務め、WEBラジオのコーナーもトークをした
- 2006年8月10日の放送では、伊集院光と若手お笑い十数人と共にひたちなか市に合宿旅行に行っていた為、現地の茨城放送のスタジオを借りて放送を行った。JRN系列の番組をNRN単独加盟局から放送を行う事は珍しいことである。また茨城放送はオールナイトニッポンを放送している為、当番組の放送は行っていない。
[編集] ポッドキャスト
- 放送終了後のトークが聞ける。番組公式サイトで聴取可能
[編集] メールアドレス
- sikaman@tbs.co.jp
[編集] 外部リンク
- アンタッチャブルのシカゴマンゴ(TBSラジオ)
- 2007年2月22日放送の動画(視聴するにはログインが必要です)
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