アンフィコエリアス
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?アンフィコエリアス | |||||||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||||||
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アンフィコエリアス・フラギリムスは史上最大とされる竜脚類の一種。
かつて発見された脊椎骨(背骨)の化石はその高さだけで2mを超えていたといわれており、近縁とされたディプロドクス類と思われる恐竜アンフィコエリアス・アルトゥス(断片的な化石より推定した体長は25 m)との比較から推定される全長はおよそ60 m超である。だが、E.D.コープにより発見された最初にして唯一の物証であるその脊椎骨は、発掘されたコロラド州モリソンからニューヨークのアメリカ自然史博物館へ輸送中に失われてしまい、コープによる不十分な化石についての記録と写生だけが残された。そのため、アンフィコエリアスの存在自体が怪しいものとされている。
なお、現在認定されている史上最大の恐竜は、体長面で35mあまりのセイスモサウルス、体重面で100t超と推定されるブルハスカヨサウルス、もしくはアルゼンチノサウルスである。
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