アヴェレージ・ホワイト・バンド
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アヴェレージ・ホワイト・バンド(Average White Band)はイギリス出身のファンク、ソウル/R&Bのバンド。
[編集] 略歴
1971年にスコットランドで結成。1973年にエリック・クラプトンのコンサートのサポートを務め、同年にデビューした。1974年にニューヨークへ渡り、2枚目のアルバム「AWB」を発表。アルバムからシングルカットされた「ピック・アップ・ザ・ピーセズ」は、1975年にインストゥルメンタル(歌なし)の曲としては異例の全米1位の大ヒットを記録した。
バンド名の通りメンバーは白人ながら(後に黒人メンバーも在籍)、音は非常に黒い。そのためホワイト・ソウル、ホワイト・ファンクと呼ばれることがある。
何度かのメンバーチェンジを経て、1980年にはディスコ調の「レッツ・ゴー・ラウンド・アゲイン」もヒットするがバンドは行き詰まり、1982年に解散した。1996年に再結成し、現在も活動中。
[編集] ディスコグラフィー
- Show Your Hand (1973)
- AWB (1974)
- Cut The Cake (1975)
- Soul Searching (1976)
- Person To Person (live) (1976)
- Benny & Us (1977)
- Warmer Communications (1978)
- Feel No Fret (1979)
- Shine (1980)
- Volume VIII (1980)
- Cupid's In Fashion (1982)
- Soul Tattoo (1997)
- Face To Face (live) (1999)
- Living In Colour (2003)
- Greatest and Latest (2005)