アーバンシー
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性別 | 牝 |
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毛色 | 栗毛 |
品種 | サラブレッド |
生誕 | 1989年2月18日 |
死没 | - |
父 | ミスワキ |
母 | アレグレッタ |
生産 | Marystead Farm |
生国 | アメリカ合衆国 |
馬主 | David Tsui |
調教師 | Jean D.Lesbordes(仏) |
競走成績 | 24戦8勝 |
獲得賞金 | 1,704,553ドル |
アーバンシー(Urban Sea、1989年 - )はアメリカで生まれ、フランスで調教を受けた競走馬。半弟に英2000ギニーを制したキングズベスト(父キングマンボ)がいる。牝馬でありながら凱旋門賞を制し、繁殖牝馬としても優秀な成績を残している。
目次 |
[編集] 戦績
1991年9月にデビューし、2着。この年の成績は3戦1勝だった。翌年も目立った活躍はしておらず、準重賞での勝ちが2つあるものの重賞制覇には一歩届かなかった。
1993年3月にエクスビュリ賞(仏GIII)で重賞初制覇を飾ると、8月にもGIIIを勝ち、凱旋門賞へと出走することになった。さすがにGIII2勝では注目度も低く、同じ牝馬でも注目を集めたのは英オークス含むGI3勝のイントレピディティだったが、13番人気の低評価を覆して見事に優勝、10年振りの牝馬による凱旋門賞制覇となった。このレースは2着にも17番人気のホワイトマズルが入る大波乱となった。ジャパンカップにも招待されたが、10番人気で8着といいところはなかった。
1994年は4月にアルクール賞(仏GII)を勝ったが、その後は勝てずに引退。繁殖牝馬となった。
[編集] 繁殖牝馬
英ダービー、愛ダービー、キングジョージを制したガリレオ、伊愛でGI2勝のブラックサムベラミーを輩出。繁殖牝馬としても成功を収めた。
[編集] 主な勝ち鞍
- 凱旋門賞(仏GI)
- アルクール賞(仏GII)
- エクスビュリ賞(仏GIII)
- ゴントービロン賞(仏GIII)
[編集] 血統表
アーバンシーの血統 (ミスタープロスペクター系)/Alchimist5×5=6.25% Prince Rose5×5=6.25% Nasrullah5×5=6.25% | |||
父
Miswaki 1978 栗毛 |
Mr.Prospector 1970 鹿毛 |
Raise a Native | Native Dancer |
Raise You | |||
Gold Digger | Nashua | ||
Sequence | |||
Hopespringseternal 1971 栗毛 |
Buckpasser | Tom Fool | |
Busanda | |||
Rose Bower | Princequillo | ||
Lea Lane | |||
母
Allegratta 1978 栗毛 |
Lombard 1967 栗毛 |
Agio | Tantieme |
Aralia | |||
Promised Lady | Prince Chevalier | ||
Belle Sauvage | |||
Anatevka 1969 栗毛 |
Espresso | Acropolis | |
Babylon | |||
Almyra | Birkhahn | ||
Almeda F-No.9-h |