インテリジェント・ダンス・ミュージック
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インテリジェント・ダンス・ミュージック(Intelligent dance music)は音楽のジャンルの一種で、テクノの細分類の一つにあたる。英語表記の頭文字を取ってIDM、また単にインテリジェントと呼ばれることも多い。
必ずしもダンスフロア向けではない、独特で幻想的なリズム、メロディーラインが特徴である。また実験的な要素も強く、ジャズやクラシック音楽の要素を取り入れるアーティストも存在する。ワープ・レコーズがAIシリーズをリリースした1993年頃から、ポストレイヴサウンドの一つとして注目された。またAIシリーズからもアルバムをリリースしているエイフェックス・ツインのレーベルであるリフレックス・レコーズに関するメーリングリストがIDMに大きく関わっているといわれる。
初期のIDMはワープがAIシリーズを終わらせた1994年で一旦落ちつくが、PCの進化などで打ち込み環境が大きく向上した1999年頃から再び活発となっていった。
[編集] 主要アーティスト
- 2 Lone Swordsmen
- Astrobotnia aka Ovuca
- Atom Heart
- アトム・トビン
- エイフェックス・ツイン
- Arovane
- オウテカ
- B12
- ブラックドッグ
- ボーズ・オブ・カナダ
- Bogdan Raczynski
- Bola
- Capitol K
- Cex
- Enduser
- Four Tet
- Datach'i
- The Flashbulb
- Funkstörung
- Jega
- Kaman Leung
- Kid 606
- Kirk DeGiorgio
- Khonnor
- Machinedrum
- Matmos
- Monolake
- Mouse on Mars
- µ-ziq
- Ochre
- Otto Von Schirach
- Pan Sonic
- Phoenecia
- プラッド
- Prefuse 73
- Proem
- Richard Devine
- Seefeel
- Speedy J
- スクエアプッシャー
- Telefon Tel Aviv
- To Rococo Rot
- Venetian Snares