ウルトラマン 怪獣帝国の逆襲
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『ウルトラマン 怪獣帝国の逆襲』(ウルトラマン かいじゅうていこくのぎゃくしゅう)は、1987年1月29日にバンダイから発売された、ファミリーコンピュータディスクシステム用のアクションゲームである。
このゲームは『ウルトラマン』を題材にした初めてのファミコンゲームである。ファミコンでの続編には、シミュレーションゲームとして製作された『ウルトラマン2 出撃科特隊』、デフォルメされたキャラクターによるRPGとして製作された『ウルトラマン倶楽部』シリーズがある。
[編集] 概要
プレイヤーはハヤタ隊員となり、光線銃で敵を倒しながら横スクロールのフィールドを進んでいく。道中でエネルギー球を集めて、画面上のメーターを満タンにするとウルトラマンに変身することが可能。エネルギー球は、敵を倒すと落としていったり、画面外から飛んできたり、特定の場所を撃つと出てくるなど、面によって出現方法が異なる。
ウルトラマンは原作と同じく3分間だけ活動でき、ボスの怪獣にチョップやキックで攻撃することが可能。また、残り時間が1分を切るとスペシウム光線と八つ裂き光輪をそれぞれ1回ずつ使用できる。ステージのボス怪獣を倒すとステージクリアとなる。
[編集] その他
全ステージをクリアし2周目に入ると、キャラがモロボシ・ダンとウルトラセブンに変わる。能力は1周目と同じ。
このゲームは他のディスクシステム用ソフトと同じく、「ディスクカードのパッケージ販売」と「ディスクライターによるディスクカードの書き換えサービス」の2種類の方法で販売されていたが、書き換えサービスで提供された方のバージョンは、パッケージ販売版と一部の音楽が異なる。具体的には、パッケージ販売版で原作と同じ曲が使われているシーンの音楽が、オリジナル曲に差し替えられている。