エアーセントラル
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エアーセントラルは、中部国際空港をベースにANAグループとして運送の共同引受にて全日本空輸便を運航している航空会社。
貨物搭載は行っていないので注意を要する。
目次 |
[編集] 概要
社名 | エアーセントラル株式会社 AIR CENTRAL, Co.,Ltd. |
設立 | 1988年5月12日 |
本社住所 | 愛知県常滑市セントレア 中部国際空港内 |
従業員数 | ---名 |
資本金 | 300,000,000円 (全日本空輸86.7%名古屋鉄道13.3%) |
航空会社コード | CRF / NV ※ |
無線呼出名称 (コールサイン) |
ALICE AIR(アリスエア) |
拠点空港 | 中部国際空港 |
備考 | 「運送の共同引受」により 全便ANA / NH便として運航 |
[編集] 歴史
- 1988年5月12日 - 名古屋鉄道との合弁会社中日本エアラインサービスとして設立。名古屋鉄道グループの中日本航空の定期路線を引き継ぐ。
- 2004年11月1日 - 全日本空輸の出資比率が55%となり同社の連結子会社となったことで、正式に全日本空輸グループ構成企業の一員となる。
- 2005年2月17日 - 中部国際空港開港に合わせ、現社名に変更。便名もANAになる。
- 2007年3月13日 - エアーセントラルが運航する大阪国際空港発高知龍馬空港行きのボンバルディアDHC-8-400 (Q400) 型で前輪タイヤが降りず、緊急胴体着陸する事故が発生。この事故による死傷者は無かった。なお、国土交通省は即日、同型機の運航停止と緊急点検を指示した。
[編集] 使用機材
- フォッカー50(Q400導入後、随時退役予定)
- DHC-8-400 (Q400) (2005年度より導入、エアーニッポンネットワークとの共通事業機材を含む)
[編集] 主な就航路線
※全て全日本空輸便として運航
- 中部国際空港 - 福島空港、成田国際空港、新潟空港、米子空港、徳島空港、松山空港、福岡空港
- 成田国際空港 - 仙台空港
- 大阪国際空港 - 新潟空港、松山空港、高知龍馬空港
- 福岡空港 - 五島福江空港、対馬空港
DHC-8-400で運航の路線は、時期によってはエアーニッポンネットワークにて運航される場合がある。逆に上記以外の路線にも就航する場合がある。
[編集] 塗装
ANAグループの会社なので、ANAトリトンブルーの基本塗装に「AIR CENTRAL」のオペレーター名が追加されたものである(ANAグループ共用機材についてはANA基本塗装のみ)。