エブリボディーズ・ゴット・サムシング・トゥ・ハイド・エクセプト・ミー・アンド・マイ・モンキー
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エブリボディーズ・ゴット・サムシング・トゥ・ハイド・エクセプト・ミー・アンド・マイ・モンキー(Everybody's Got Something To Hide Except Me And My Monkey)は、1968年に発表されたビートルズのアルバム『ザ・ビートルズ』、通称ホワイト・アルバムに収録されたジョン・レノン作のロックンロール・ナンバー。公式発表曲中、最もタイトルが長い曲である。「エヴリバディズ・ゴッタ・サムシング・トゥー・ハイド・エクセプト・ミー・アンド・マイ・モンキー」と表記されることもあるが誤表記。
ジョンは当初「カモン・カモン」というタイトルで発表しようと考えたのだが「カモンというのは手垢にまみれているようなものだから」との理由で見送り、サビの部分で使われている上記の台詞をタイトルにして発表した。その結果、最も長いタイトル曲となってしまったのである。
タイトルは直訳すると「僕と連れの猿以外は誰でも秘密をもっている」となるが、これは当時ジョンが小野洋子と付き合っているという事情から「ジョン以外のビートル(ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スター)は秘密を持っているのではないかといわれているのでは?」とファンの間では大いに話題になったとか。
タイトルでは"~Except Me~"となっているが歌詞では"~except for me~"と"For"が入りタイトル名が歌詞に入っていないことになる。
森高千里が1994年のアルバム「STEP BY STEP」でカバーしている。また2005年の「Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ」では、PUFFYがカバーして歌った。