カッパの飼い方

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

ウィキポータル

日本の漫画作品

カテゴリ

プロジェクト

『カッパの飼い方』(かっぱのかいかた)は、石川優吾による漫画、およびそれを原作としたアニメ、テレビゲーム。「週刊ヤングジャンプ」(集英社)において2003年より連載されている。

尚、人間のキャラクターは全て顔が描かれていない。ママとあそぼう!ピンポンパンのカータンが年をとったらしきキャラも登場する。

[編集] ストーリー

高度経済成長期の日本。昔は野生のカッパも普通に見かけられたが、今はすっかりいなくなってしまった。そんな中、人々の間で養殖されたカッパをペットにすることが密かなブームになっていた。都会で一人暮らしをすることになった「私」もペットショップで赤ちゃんカッパを購入し、「かぁたん」と名付けた。

[編集] キャラクター

私: かぁたんの飼い主。主人公。坂本さんに好意を抱いていると思われる。
かぁたん: 主人公に飼われている仔河童。我侭な面が目立つ。ある程度の人語を理解できるようだが鏡に映った自分の姿に対して威嚇したり、自分がしたオナラに気がつかない等と、頭が良いのか悪いのか良く分からない。現に坂本さんのIQテストで物凄い天才か限りなくゼロに近いと診断されてしまった。刺激物を食べたり恐怖を感じたりすると、体中の穴という穴から煙が出る。
ピエール: フランス生まれの西洋河童。林檎が好物。飼い主のポールに捨てられた後、主人公に引き取られる。躾の良く出来た河童で料理も出来る、料理の本を見ていたり、雪ねぶたを作ったりとかなり知能が高い。現在料理屋で奉仕活動中。なお昔オナラでかぁたんを殺しかけた事がある。
カーさん: 元カータン。主人公の実家で飼われている老河童。ほとんど目にする事のない程貴重な野生の河童で、主人公の父親が森の中で発見し、家に連れて帰り、そのまま飼われている。元々の名前は『カータン』だったが、主人公が飼い始めた仔河童にも同じ名前を付けた為、区別する為に改名する。主人公に会いに東京に出てきたが、都会の環境は体に悪く、日に日に衰弱していく姿に耐えられなくなった主人公が母親に連絡し、母親と一緒に田舎に帰っていった。
坂本さん: かぁたんやキューちゃんを売っていたペットショップに勤務している。河童の観察が趣味。かぁたんやキューちゃんで実験を繰り返し、かぁたんを刺激物を食べると煙が出る体質にしてしまった。