カロリーヌ・ド・モナコ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カロリーヌ・ド・モナコ(フランス語:Caroline de Monaco; Caroline Louise Marguerite Grimaldi; La princesse Caroline, princesse héréditaire de Monaco;、英語: Caroline, Princess of Hanover;、ドイツ語: Caroline Louise Marguerite Prinzessin von Hannover, 1957年3月14日 - )はモナコ公国の公女。父はレーニエ3世、母はハリウッド女優であったグレース・ケリーである。夫妻の最初の子供である。現在エルンスト・アウグスト5世(ハノーファー王子)の妻。
パリ大学(ソルボンヌ)で哲学・心理学・生物学を専攻。哲学で学位を得る。1978年にフランスの銀行家フィリップ・ジュノーと結婚、1980年に離婚。1983年にイタリアの実業家・モーターボート選手のステファノ・カシラギと結婚、3人の子供(アンドレア、シャルロット、ピエール)をもうけるが、1990年10月3日にモナコ沖でのボートレース時の事故により死別。1999年に現在の夫エルンスト・アウグスト5世(ハノーファー王子)と結婚。
弟にアルベール2世、妹にステファニー公女がいる。アルベール2世自身が未婚で法律上の子供がなく、現在も独身であるため、推定公位継承権第1位(heir presumptive)と考えられている。また、子息であるアンドレア王子(王位継承権第3位)は、その美貌から国内外にも人気があり、タブロイド誌のネタになるなど注目を浴びる存在である。
現在、ユネスコ親善大使として、女性の地位向上、離村での児童教育に尽力している。
カテゴリ: モナコの人物 | 1957年生 | 人物関連のスタブ項目