ガヴァドン
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ガヴァドンは、特撮テレビドラマ『ウルトラマン』第15話「恐怖の宇宙線」(1966年10月23日放送)に登場する、架空の怪獣。別名:二次元怪獣。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
- 身長:30メートル (A) 、60メートル (B)
- 体重:2万トン (A) 、4万トン (B)
- スーツアクター:(A)(B)共に荒垣輝雄
ムシバ少年が土管に描いた想像上の怪獣・ガヴァドンの絵が宇宙線にあたり、実体化したもの (A) 。宇宙線のエネルギーが弱まると実体は消え、もとの絵に戻る。その後、ムシバと友人たちが「かっこいい」絵に描き直したが、寝てばかりいた (B) 。ウルトラマンは、ガヴァドンを殺さないで欲しいと言う子供達の願いを聞き入れ、宇宙に運び、星となった。ウルトラマンによれば、七夕の日の夜に星となったガヴァドンに会えるらしく、また子供達の気持ちはガヴァドンに届いているようだ。
- 関連書籍などでは便宜上、最初に登場した魚とも爬虫類ともつかない白いだけの方をガヴァドンA、怪獣らしい容姿に描き直された「かっこいい」方をガヴァドンBと表記している。劇中では特に区別して呼ぶ場面は無い。
- この回のウルトラマンの声(夜空でムシバたちへ語る時の)はナレーターの石坂浩二。
- 関連書籍などでは、「ガバドン」と表記しているものもある。
- ガヴァドンBの着ぐるみは、その後ザンボラーに改造された。