キス・ミス・チック
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『キス・ミス・チック』(Kiss Miss Chick)は、1995年4月1日~1996年9月28日まで愛知県・岐阜県・三重県の中京広域圏で放送された、中京テレビ制作の深夜番組。
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[編集] 概要
1995年3月末まで放送された同局土曜の深夜番組『VIVA!サッカー』と『ラジごめIIIホンジャマカ共和国』の両跡地を統合する形で、当番組の放送は開始した。女性を視聴者層に想定し企画・制作された、深夜の情報番組である。
当番組の場合、女子高生や女子大生など10代半ば~20歳台の女性層をターゲットにしたテーマを主に扱っていた。そのため、同じ女性向けの情報番組でも、社会人として送る日々のエピソードや結婚などOL向けのテーマを扱うことの多かった『ヴィヴィアン』よりは若干対象年齢層が下がる。放送時間の前半は日本国内のロックバンドの情報、ファッション情報、グルメ情報の紹介に、後半はテレビ番組の裏情報、家庭用テレビゲームソフトの情報など、その他の情報の紹介に割り当てられた。放送第1回では、三重県四日市市郊外にオープンしたショッピングモールについての特集が組まれ放送された。
放送開始当初は全コーナーとも均等の扱いで放送されていたが、番組視聴者からの支持が音楽関連のコーナーに集中するようになると、次第に『キスミス』は音楽情報番組の様相を呈するようになる。この傾向に合わせるかのように、番組主催の公開ライブイベントも名古屋地区で頻繁に実施されるようになった。
放送開始から1年後、1996年春季の番組改編を境に番組はリニューアル。番組名も『キスミスチック'96』と改められ、放送は続けられた。しかし、放送末期に当たるこの『キスミス'96』はわずか半年で打ち切り。再度のリニューアルを加えられることもなく、後続番組の『めざせ!総・楽・天』にその座を明け渡した。以後、中京テレビでは情報番組は土曜夕方の時間帯と日曜プライムタイムに主眼を置いて放送されるようになり、深夜枠は主にバラエティ番組やミニ番組、キー局・日本テレビからのネット受け番組などの放送に充てられるようになった。
[編集] 放映期間・放送時間
[編集] キス・ミス・チック
[編集] キスミスチック'96
[編集] 出演者
- 板谷学(当時中京テレビアナウンサー)
- 小林美穂子(当時中京テレビアナウンサー)
- 水道橋博士(浅草キッド)
- 玉袋筋太郎(浅草キッド)
- 土屋圭市
- 加藤賢崇
- 真矢(LUNA SEA)
- ken(L'Arc~en~Ciel)
[編集] 使用曲
- オープニング/ブルース・スプリングスティーン『Born To Run』
[編集] 番組イベント
[編集] 番組の変遷
中京テレビ 土曜24:25~26:05 | ||
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前番組 | キス・ミス・チック | 次番組 |
VIVA!サッカー (24:25~24:45) ラジごめIIIホンジャマカ共和国 (24:45~26:05) |
キスミスチック'96 (24:25~25:50) |
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中京テレビ 土曜24:25~25:50 | ||
キス・ミス・チック (24:25~26:05) |
キスミスチック'96 | めざせ!総・楽・天 (放送初期は24:25~25:50) |
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