キーロフ
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キーロフ(Киров, Kirov)はロシア中東部の都市。キーロフ州の州都。ウラル山脈の西側、ヴャトカ川の河畔に広がり、河港を持つ。人口は444,100人(2004年)。シベリア鉄道の駅がある。自動車製造、電気工業、木材加工などが盛ん。モスクワから約950km。
1374年、コサックの前哨基地として建設された。1917年から1922年までの内戦で大きく破壊された。
1781年まではフルイノフ(Хлынов, Khlynov)、1934年まではヴャトカ(Вятка, Vyatka)と呼ばれていた。1934年に革命家セルゲイ・キーロフを記念して改称された。
プラヴダ紙(2005年1月4日)の記事によれば、キーロフでは双子の出生率が特に高いという。
また、キーロフはロシア海軍の巡洋艦のクラス名でもある。