クローデット・コルベール
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クローデット・コルベール(Claudette Colbert,1903年9月13日-1996年7月30日)はフランス・パリ生まれの女優である。1930年代、40年代にスクリューボール・コメディで人気を博したコメディエンヌ。
父親は銀行家で、彼女が3歳の時に家族でニューヨークに引っ越した。若い頃からブロードウェイに憧れ、1923年に舞台にデビュー。
大恐慌によって多くの劇場が閉鎖される中、映画に活路を見出そうと1927年にフランク・キャプラの「力漕一挺身」でデビューするも、作品はまったく成功しなかった。もともと映画よりも舞台に専念したかった彼女は、これが最初で最後の映画になると思ったが、2年後の「女は嘘つき」がヒットしコンスタントに映画に出演するようになった。
そして1934年、「或る夜の出来事」でクラーク・ゲイブルと共演、父親に勝手に結婚相手を決められて逃げ出したお嬢様を演じ、アカデミー主演女優賞を受賞した。
1958年の舞台"The Marriage Go-Round"ではトニー賞にノミネートされている。
[編集] 主な出演作品
カテゴリ: アメリカ合衆国の俳優 | フランス系アメリカ人 | 1903年生 | 1996年没