グレゴリー・ゴイル
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グレゴリー・ゴイル(Gregory Goyle)は、J・K・ローリングの小説『ハリー・ポッター』シリーズ、及びその派生作品に登場する架空の魔法使いである。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 登場巻
[編集] 人物
ホグワーツ魔法魔術学校スリザリン寮に所属。ハリー・ポッターの同級生。ビンセント・クラッブと共にドラコ・マルフォイに従って行動することが多い。6巻では「必要の部屋」を見張る目的でポリジュース薬で女の子に変身させられ、不満を露にしていたが、ドラコがホグワーツからいなくなった後、クラッブと共に寂しそうな様子を見せていた事から、それなりにドラコを慕っていた事が窺える。
ハリー曰く「知能はトロール以下」で、1巻では「意地悪なばかりかバカなゴイルが退学になればいいとみんなが思った」という記述がある。2巻ではクラッブと共に眠り薬の仕込まれたケーキを拾い食いして眠り込んでしまった。
1巻でロン・ウィーズリーのペット(当時)スキャバーズに小指を思い切り噛まれたり(傷跡は未だに残っている)、映画「炎のゴブレット」ではフェレットに変身させられたドラコをズボンの中に放り込まれたりと、クラッブと比べて何かと災難が多い。