ゲラニオール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ゲラニオール | |
---|---|
IUPAC名 | 3,7-dimethyl-2,6-octadien-l-ol |
分子式 | C10H18O |
分子量 | 154.25 g/mol |
CAS登録番号 | [106-24-1] |
密度と相 | 0.889 g/cm3, |
融点 | 15 °C |
沸点 | 229 °C |
SMILES | C(C)=CCC(C)=CCO |
ゲラニオールはゼラニウムから発見された直鎖モノテルペンの一種。化学式はC10H18O、分子量154.25である。常温常圧で無色の液体であり、揮発性を有する。水にもある程度溶けるが、油の方がこれをよく溶かす。バラの香りの主成分でもある。ゲラニル二リン酸からピロリン酸が外れた形をしており、最も単純なモノテルペンと言える。香料として広く利用されており、合成も可能。
カテゴリ: テルペノイド | 化学関連のスタブ項目