サバクツノトカゲ
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?サバクツノトカゲ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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![]() サバクツノトカゲ Phrynosoma platyrhinos |
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Phrynosoma platyrhinos Girard, 1852 |
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和名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
サバクツノトカゲ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Desert horned lizard |
サバクツノトカゲ(砂漠角蜥蜴、Phrynosoma platyrhinos)は爬虫綱有鱗目トカゲ亜目イグアナ科(ツノトカゲ科とする説もあり)ツノトカゲ属に分類されるトカゲ。
目次 |
[編集] 分布
[編集] 形態
全長7-13cm。後頭部にはやや短い角状の鱗がある。体側面には襞がある。腹面の鱗は滑らか。体は非常に扁平。
背面には赤、褐色、白、灰色等の斑紋が入る。
[編集] 亜種
- Phrynosoma platyrhinos platyrhinos Girard, 1852 Nouthern desert horned lizard
- Phrynosoma platyrhinos calidiarum (Cope, 1896) Southern desert horned lizard
[編集] 生態
砂漠や荒地に生息する。危険を感じると体を平たくしやり過ごすか、草の下等へ逃げる。口を大きく開け噛みついて威嚇することもある。また眼から血を射出することもある。
食性は肉食性の強い雑食性で昆虫類、主にアリを食べるが、植物を食べることもある。
繁殖形態は卵生で、6-7月に1回に2-16個の卵を産む。卵は50-60日で孵化する。
[編集] 人間との関係
ペット用として流通されることがあり、日本にも輸入されている。野生個体だけでなく繁殖個体が流通することもある。
飼育は難しく、日本国内では飼育下繁殖だけではなく長期飼育例も少ない。アリに限定はされないが餌用に大量の小型昆虫、照明器具(避難用にシェルターも用意する)、局所的に強い保温器具等が必要になる。水容器から水を飲むことはまずなく脱水症状を起こすこともあるので、給水はケージの壁面に霧吹きをしたり口先へスポイトを使って行う。
[編集] 関連項目
- ツノトカゲ属
カテゴリ: トカゲ | 動物関連のスタブ項目