シティボーイズ
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シティボーイズは、大竹まこと、きたろう、斉木しげるの3人で構成するコントユニットである。1979年結成。
1981年からお笑いスター誕生!!に出場し、10週勝ち抜きでグランプリを獲得したことで知名度が上がり、各方面で活躍することになる。各々のソロ活動については、それぞれ各人の記事にて説明されているためそちらを参照のこと。
近年は個人の活動が多いが、毎年ゴールデンウィーク前後に舞台公演(コントライブ)を行っている。 この舞台公演には中村有志がほぼ毎年参加しているほか、親交の深いいとうせいこうなどさまざまゲストを迎えている。
前述のライブは、WOWOWがテレビ放送を行っている。生放送の場合もあれば、録画放送の場合もある。コント内容は不条理性を中心に据えたものから、社会状況を風刺したものまで幅広い。後者に分類されるものとしては、殺人事件の犯人の容疑者として逮捕された人間に退去を迫る団地住人や、暴れる犯人から逃げた警官の逃避行を描くものなどが挙げられる(が、彼らが"実際に起きた事件"をそのまま題材にするのは非常に珍しい例である)。
地上波より表現内容がシビアであるが、発言内容に一部ノイズが乗せられることも多い。具体例として、商品名や放送コードにかかるようなものなど。しかしながら、地上波では放送出来ない内容のコントが放送されることは多い。
[編集] 舞台公演
- シティボーイズ・ライブ1992年公演「鍵のないトイレ」
- シティボーイズ・ライブ1993年公演「愚者の代弁者、西へ」
- シティボーイズ・ライブ1994年公演「ゴム脳市場」
- シティボーイズ・ライブ1995年公演「愚者の代弁者、うっかり東へ」
- ゲスト:中村有志、いとうせいこう
- 音楽:小西康陽(ピチカート・ファイヴ)
- シティボーイズ・ライブ1996年公演「丈夫な足場」
- ゲスト:中村有志、いとうせいこう
- 音楽:小西康陽(ピチカート・ファイヴ)
- シティボーイズ・ライブ1997年公演「NOT FOUND」
- ゲスト:中村有志、いとうせいこう
- 音楽:小西康陽(ピチカート・ファイヴ)
- シティボーイズ・ライブ1998年公演「真空報告官大運動会」
- ゲスト:中村有志、いとうせいこう
- シティボーイズ・ライブ1999年公演「夏への無意識」
- 音楽:小西康陽(ピチカート・ファイヴ)
- ウルトラシオシオハイミナール ~シティボーイズ ライブ 2000年公演~
- ゲスト:野宮真貴(ピチカート・ファイヴ)、本田久就
- シティボーイズミックス Presents ラ ハッスル きのこショー(2001年)
- ゲスト:中村有志、いとうせいこう
- シティボーイズミックス PRESENTS パパ・センプリチータ (2002年)
- シティボーイズミックス PRESENTS NOTA ~恙無き限界ワルツ~(2003年)
- シティボーイズミックス PRESENTS だめな人の前をメザシを持って移動中(2004年)
- シティボーイズミックス PRESENTS メンタル三兄弟の恋(2005年)
- ゲスト:中村有志、のろま会
- 音楽:金子隆博(BIG HORNS BEE)
- シティボーイズミックス PRESENTS 「マンドラゴラの降る沼」 (2006年)