シネミス・ガメラ
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?シネミス・ガメラ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Sinemys gamera (Brinkman & Peng, 1993) |
シネミス・ガメラ(Sinemys gamera )は、白亜紀前期に生息していたとされる古代カメの一種。属名(Sinemys )はギリシャ語のsinai (中国)+emys (カメ)、種小名(gamera )は日本の怪獣映画に由来する。
[編集] 概要
中華人民共和国、内モンゴル自治区においてカナダの学者、レイフ・ヴァン・ヴァレン(Leigh Van Valen)によって発見された。カナダの古生物学者、ドナルド・ブリンクマン(Donald Brinkman)およびペン(Peng)によって1993年に命名されている。
小型の海ガメであり、甲羅の左右に翼のような突起があることが外見的特徴である。この突起は先端に行くほど細くなり後退角が付いている。発見された化石では甲羅の縦の長さがおよそ13cmにもかかわらず、幅は最大でおよそ24cmであったという。泳ぐために発達した甲羅の形状と推測されている。F-117やB-2といったステルス機を髣髴させる形状から「ステルスガメ」という愛称がある。
日本では食品付属玩具のチョコラザウルスにおいて立体化され、名前もあいまって人気がある。